​NHKふるカフェ系 ハルさんの休日「静岡・浜松~家康さんの休日カフェ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
浜松市にたたずむ大庄屋・鈴木家の屋敷。現在の建物は明治の初期に建てられ、格式を感じる玄関や広間、波打つ表面の手延べガラスや落ち着いた離れに大人のぜいたくを感じる。だがこの屋敷、一時は老朽化で存続の危機にひんしたこともあった。20年の歳月をかけて地元の人々が粘り強く続けた保存活動。モチベーションを支えたのは、家康がこの屋敷をたびたび訪れたという史料の発見だった。

---
古民家カフェ巡りをしている主人公が、静岡県浜松市のカフェを訪れた回です。

「家康さんの休日カフェ」という事前の案内を受けて向かうと、そのカフェは格式を感じる和風建築の建物でした。

徳川家康とどうつながるのか考えながら建物を見て回っていると、古い木材と新しい木材が混在して使われていましたが、カフェのオーナーという方にお話をうかがうと、この建物は江戸時代、浜松で一番の庄屋だった鈴木家の屋敷で、2度の火事に見舞われ、明治の初めに建て直しているということでした。

鈴木家は家康のお目通りがかなった大庄屋である上、鈴木家が家康の側室・阿茶局を預かったことがあり、家康がここをたびたび訪ねてきたという記録も残っていたそうで、家康ととても関わりの深い建物でした。

建物は長く空き家で崩れそうになっていたそうですが、地元の電気設備会社を経営する現オーナーや保存活動をする人たちが、「ほってはおけない」と屋敷を修復し、カフェとしてオープンさせたそうです。家康ゆかりの建物を残そうと、繕いながら大切に使われ続けているカフェでした。
続きを見る >>