​NHKネコメンタリー「中川いさみとケダマとクーちゃんとテツオ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
不条理なギャグ漫画からほのぼのした日常のエッセイ漫画まで手がける中川いさみさん。ケダマ・クーちゃん・テツオと、それぞれ個性豊かな三匹の猫に囲まれながらの執筆の日々。ケンカをしたりかけずりまわったり、タブレットの上に寝そべり邪魔をしたりとやりたい放題の?三匹。そんな光景もすべてが中川さんの創作の種なのだ。穏やかな時間と表現者の鋭い眼差しとが交差する中川家の記録。書き下ろしエッセイの朗読は松尾スズキ。

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漫画家の中川いさみさんと、3匹の猫、ケダマ・クーちゃん・テツオとの日々をつづった回です。

中川さんは、温かみのある絵と独特の間で、日常に潜むユーモアを描いていて、3匹の猫はアイデアの種にもなっているそうです。

3匹は見事に性格が違うそうです。
ケダマは、1番上のお姉さんで、プライドが高い。
くーちゃんは、2番目のメスで、大の人見知り。
テツオは、3番目のオスで、ごはんが大好き。

3匹は、一緒に遊んだりケンカしたりすることはほとんどなく、それぞれ自分の自由を謳歌しているそうです。

朗読されたエッセイでは、そんな3匹との日々で中川さんが感じることがつづられ、その中に次のような箇所があって、ユーモラスな一節で印象的でした。

「猫という生きものは、本来どんな生き方をするべきなのかを人間に教えるためにいるのではないか。自由というものは本来どういったものなのかを教えるために、いつもそばでごろごろ寝転がっているのではないだろうか。3匹いると、その自由にもいろんなパターンがあることを教わる。他人に合わせることはない。自分のやり方で自分のやりたいようにやればいいんだ。そう人間に言っているみたいだ」
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