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番組HPより)
伊豆半島東海岸の静岡県伊東市宇佐美。集落の目の前には穏やかな浅瀬の海が広がる。海に潜ると、ソフトコーラルと呼ばれる柔らかいサンゴが岩場を覆い、多種多様な生きものたちが息づいている。冬から春、宇佐美の海で繰り広げられる命のドラマを見つめる。
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冬から春、伊豆半島の宇佐美の海で生きものたちの営みを見つめた回です。
宇佐美の海で遠浅の穏やかな海で、海底にはソフトコーラルと呼ばれる柔らかいサンゴが広がり、生きものたちの恰好のすみかになっていて、多種多様な生きものが見られました。
砂底で昼寝を始めるアオウミガメの姿もありました。
アオウミガメが南の海で見られる生きものですが、近年の海水温の上昇で、5年ほど前から宇佐美の海で見られるようになり、現在5匹が暮らしているそうです。
ネコザメの日本有数の生息地でもあるそうです。体長は1m20センチほど。サザエを殻ごとかみ砕くため「さざえ割」とも呼ばれ、宇佐美はそのサザエが豊富だということです。
ネコザメの卵は、ドリルのような形をしていて、岩のすき間に産み付けられ、ふ化するまで約1年かかるそうです。やがて卵が割れて、20センチほどの赤ちゃんが顔を出し、大海原へと泳ぎ出して神秘的でした。