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番組HPより)
今回の舞台は東京、豊島区にある急な坂道“のぞき坂”。のぞき込まないと下が見えないほど急と言われてきた。この1本の坂道をさまざまな人が通っていく。新生活が始まる4月、桜舞う坂道を3日間、見つめてみた。
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東京・豊島区にある急な坂道「のぞき坂」を通る人々を見つめた回です。
住宅街にある長さ150m、高さは建物5階分に相当する急な坂で、東京23区で一番とも言われるそうです。
坂をのぼりきった先には地下鉄の駅があり、また、坂の下には小学校やスーパーがあるそうで、通勤や通学、買い物、トレーニングなど、のぼったりくだったり、行き交うさまざまな人の姿がありました。
中盤に出会った、会社を経営されている77歳の男性は、どのくらい体力があるか、ここをいつものぼってみるそうです。
その方は、重度の心筋梗塞に2回なって、「ここの坂がしんどいなと思ったらもう会社を辞めようと思っている」と話されて、自分の体と向き合いながら、ゆっくりとした歩みでのぼられていたのが印象的でした。