(
番組HPより)
名古屋名物きしめんを求めて、多くの旅人がやってくる場所がある。東海道新幹線・名古屋駅のホーム、その片隅にある立ち食いの店。カウンターのみの8席で、人がぎりぎりすれ違えるほどの広さ。それでも客足が途絶えることはほとんどない。なぜか立ち寄らずにいられないそれぞれの事情とは?
---
名古屋駅の新幹線ホームのきしめん店を訪れる人にお話をうかがった回です。
新幹線ホームに出店して42年の立ち食いのお店で、ひっきりなしにお客さんがやって来ては、さっと食べて行かれて、ここできしめんを食べて新幹線に乗るのがお決まりのコースという方が多くいました。
中には、休みのたびに三重から名古屋に来て、新幹線には乗らずに入場券で店を訪れて、きしめんを食べて帰るのが休日のルーティンになっているという30歳の男性もいました。
50代の女性の方は、母が闘病中で実家に帰ることが多く、自然とこの店に足が向くようになったそうです。小さい頃に母とよく食べに来ていたそうで、思い出の味をかみしめるように食べて、母の見舞いに向かわれて印象的でした。