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番組HPより)
認知症時代を生きる私たちのための取説▼もう怖くない!?「できることに注目した生活」の力▼いきいき安心して暮らすための鍵!「したいこと」リスト▼秘密は、あの動物?
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認知症について解説した回です。
認知症とは、さまざまな原因により、脳に変化が起き、生活に支障が出ている状態だそうです。
少し前のことを忘れたり、新しいことを学習する能力が落ちたり、幻視が見えたり、その人によって症状が違うということです。
これは、脳では神経細胞が情報を伝え合っているのですが、細胞がダメージを受けると情報が伝わりにくくなり、脳のどこでダメージを受けたかによって症状が違ってくるためだということです。裏を返せば、ダメージが少ない部位の機能は比較的保たれているということです。
認知症には、MCI(軽度認知障害)→軽度→中等度→重度という段階があるそうですが、中等度や重度でも生活を楽しんでいる人はいるそうです。
認知症になると、自信を失い、社会との関係を断ってしまう人もいるそうですが、専門家の方は、「まだあれもできる これもできると思えば、生活は豊かなものになる。決して怖がることはない」と話されて、安心するお話でした。
最新研究では、犬と暮らしている人は、認知症の発症リスクが40%減という結果が得られているそうです。これは、犬を通じて、毎日散歩したり、人と交流したりするためと考えられ、「運動と社会交流」が大事だということでした。