NHKスペシャル「新ジャポニズム 第6集 千家十職 “茶の湯”の求道者たち」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
千家十職―。カメラが記録したのは千利休の神髄を追う職人集団の“真の姿”だった。「そこには本当の豊かさがある」。世界的な美術商が評する茶の湯の道具、茶わん。一服の茶を介し心を通わせる日本文化“茶の湯”の道具が、いま世界の人々を魅了している。その道具を数百年作り続ける京都の千家十職の営みを1年以上にわたって記録。時代や国境を越えて響く魅力とは。日本文化の新潮流を追うシリーズ「新ジャポニズム」第6弾。

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千利休の思想と道具を受け継ぐ京都の職人集団「千家十職」の職人たちに密着した回です。

茶碗師、竹細工・柄杓師、塗師、土風炉・焼物師、一閑張細工師、袋師、表具師など、利休の思想を受け継ぎ、茶の湯の道具作りを託されたそれぞれの家が、何百年にも渡って代々作り続けてきたということです。

利休が生きた安土桃山時代から400年以上茶碗を作ってきた樂家では、ろくろを使わない樂家の掟を守り、十六代が新たな茶碗作りに挑んでいました。

時代の流れの中で途絶えてしまった道具や技法もあり、変化する時代と闘いながら、継承し、新たなものを生み出そうする職人たちの姿がありました。

茶の湯の道具は今、世界の人々を魅了しているそうです。

アメリカの著名な彫刻・陶芸家の方は、日本の茶道具から多くの影響を受けているということでした。
その方が、抹茶をすくう「茶杓(ちゃしゃく)」をとって、「この1本をひとつの家が300年かけて磨き上げてきたのだと。そこに宿る知恵の深さ、職人技の深さ、哲学の深さ、そして、ひとつの道を貫く覚悟の象徴だと思う」と話されていたのが印象的でした。
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