NHK歴史探偵「天才絵師 若冲と応挙」

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番組HPより)
江戸時代の京で活躍した天才絵師、伊藤若冲と円山応挙。2人が合作した唯一の屏風が発見され注目を集めている。極彩色の超絶技巧に究極の3D表現、天才たちの挑戦に迫る

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江戸時代、京で活躍した2人の天才絵師、伊藤若冲と円山応挙を調査した回です。

当時の京は、多くの寺社があって屏風やふすまの絵を描いたほか、三井家が扱う着物に描く需要があり、多くの絵師たちが集まっていたそうです。

また、京には海外から絵画の技術が伝わってきていたそうで、絵師が成長できる環境だったそうです。

そうした中、若冲は、自然をあるがままに描く画風を確立。
裏彩色(うらざいしき)と呼ばれる、生地の裏側から彩色して、表側に色を浮かび上がらせる技法を得意としたそうです。

一方、応挙は、動植物を克明に観察・研究する学問「本草学」や、海外の透視図法に出会い、対象を写実的に、立体的に描くことを極めたということです。

そんな作風も生き方も異なる2人が唯一合作したという屏風が紹介され、それぞれの表現で描かれていて素晴らしかったです。
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