(
番組HPより)
北海道で取材班が遭遇したのは、不審な死をとげた野鳥たち。実は近年、野鳥の間で鳥インフルエンザの感染が相次いでいる。番組では、感染したオジロワシを救おうとする獣医師の奮闘と、感染リスクを探る大調査に、5年間にわたり長期密着。見えてきたのは、人の営みが生み出す「密」によるリスクと、それを防ごうとする人々の努力。さらにキツネやアザラシなどほ乳類にまで感染が拡大し、海外ではヒトへの感染まで確認されている。
---
鳥インフルエンザの猛威と対策の最前線を見つめた回です。
「高病原性 鳥インフルエンザ」は、鳥に感染すると体内で急激に増殖し、数日以内に命を落とす恐ろしいウイルスだということです。
北極圏の渡り鳥がもともと体内に持っているウイルスで、この時点では害はないのですが、渡り鳥の移動によって養鶏場のニワトリに移ることで、ガラリと性質が変化。密集するニワトリたちの間で感染の連鎖が発生し、強い病原性を持つウイルスに変異するということです。
感染したニワトリたちの処置については世界でバラつきがあり、近年ではや腸でも蔓延するようになったということです。
さらに、感染した鳥を食べたキツネやアザラシなど哺乳類の感染も確認されていて、鳥インフルエンザを大量に取り込めば、ほ乳類、人まで感染することが分かってきているということです。
環境省の釧路野生動物保護センターでは、感染したオジロワシを1羽でも救おうと、獣医師が手探りで治療を続ける活動を続けていました。
野生の鳥に餌づけをするなど、人の営みが原因で野生動物が密になる状態が感染拡大を広げているということで、考えさせられました。