​NHKにっぽん百低山「青峯山・三重」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
酒場詩人の吉田類が全国の低山を訪ね、その魅力を堪能!今回の舞台は、三重の青峯山。そこは全国の漁師や海女さんたちの信仰を集めてきた山。なぜ全国に広がったのか?

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三重県の青峯山(あおのみねさん)に、吉田類さんと伊勢市出身の元女子マラソン選手・野口みずきさんと登った回です。

海女さんと深い関係がある山だということで、考えを巡らせながら登山しました。

登っていくと、幾つかの大きな岩が佇んでいて、その一つ「護摩岩」は、修験者たちが護摩行の儀式をおこなった岩で、この護摩行が海女さんたちの魔除けの印「セーマン(星形)」「ドーマン(格子)」のルーツではないかと言われているということでした。

さらに登っていくと、江戸末期に建てられた正福寺があり、海女さんや漁師たちが海上安全を祈る場になっているそうです。

海上安全の信仰の場になったきっかけに、山頂付近に立つ「燈明岩」という大きな岩がありました。

この岩は、「海が荒れた時に、この岩が光り、遭難をふせいでくれる」という伝説があるそうですが、ガイドの方によると、単なる伝説ではなく、この岩の前で護摩行の火の儀式が行われ、岩に火が反射することで、灯台の役割を果たしたのではないかと考えられるそうです。

海の安全を願って、漁師や海女さんたちから厚い信仰を集めてきた山でした。
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