（番組HPより）
新潟県と群馬県にまたがる平標山はなだらかで美しい稜線を描く山。花の名所としても知られ、夏は美しい花が咲き誇る。今回訪ねたのは、平標山唯一の山小屋。祖父の代から山小屋を営む男性が、ありのままの山を肌で感じられるように、水は湧き水、夜はランプを灯し、電気はほとんど使わない暮らしを続けている。この夏は男性が長年、取り組んできた登山道の整備が大きく前進。平標山を愛する人たちと過ごす、さわやかな旅。

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新潟県と群馬県にまたがる谷川連峰の「平標山（たいらっぴょうやま）」を登り、山を愛する人たちと出会った旅です。

平標山は、豊富な雪解け水が植物を育み、花の名所としても知られるそうです。

唯一の山小屋に到着すると、３代目の主人、山口暁さん（４８歳）が出迎えてくれました。

この山小屋では、水は、先代の父と祖父が沢の上流からホースで引いてきた湧き水を使っていて、冷蔵庫の代わりに、冷たい湧き水を循環させた冷水庫を利用していました

電気はほとんど使わず、発電機も置いておらず、「ありのままの平標山に寄り添う」という山口さんの思いが感じられました。

そんな山小屋には平標山を愛する人たちが集まり、夜はランプの明かりのもとで語り合って、素敵なひと時でした。