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番組HPより)
世界史SP!レオナルド・ダビンチ。ルーブル美術館を特別取材!科学調査から見えてきた「モナ・リザ」のほほ笑みの秘密とは?さらに「最後の晩餐」をVRで徹底調査!
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レオナルド・ダビンチの代表作「モナ・リザ」「最後の晩餐」の謎に迫った回です。
「モナ・リザ」はどのような技法で描かれたか、「最後の晩餐」の構図の秘密、「モナ・リザ」のモデルは誰か、の3つの謎に最新科学で迫りました。
このうち「モナ・リザ」のモデルについては、最も有力な説として、商人の妻・リザ夫人を描いたもの、別の説として、パトロンだったメディチ家ジュリア―ノ氏の愛人を描いたのではないかと考えられているそうです。
しかし、日本のダビンチ研究の教授は、ダビンチが亡くなる最期まで描き続けた作品として、どちらの説も十分ではないと考えられていていました。そして、第三の可能性として、理想の女性像として母親を描いたのではないかということです。
ダビンチは、幼くして母親と別れ、母親の愛情が受けられず、寂しい幼少時代を過ごしますが、41歳のときに母と再会し、母が亡くなるまでの1年間一緒に過ごした経緯があり、母親への特別な思いを込めて描き続けた可能性があると考えられていました。
モデルが誰なのか、どのような技法で描かれたのか、最新科学でもまだ完全に解き明かすことができていないということで、まだ多くの謎を秘めた絵画でした。