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番組HPより)
かつて石炭の採掘で栄えたドイツ東部のラウジッツ地方。閉山跡地を森や水辺に再生する取り組みが進められると、ドイツで一度絶滅したオオカミをはじめ多くの野生動物が帰ってきた。
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ドイツ東部ラウジッツ地方の石炭の採掘跡地に無人カメラを設置し、野生動物たちの営みを見つめた回です。
この石炭の採掘跡地では、自然保護区や農地に再生する取り組みが30年ほど前から続けられているということです。
自然は少しずつ健全さを取り戻していて、その象徴的な動物としてオオカミが見られました。ドイツでは一度オオカミが絶滅したそうですが、隣国ポーランドからやって来て復活したということです。
また観察をしていると、イノシシが作った古巣を、キツネが寝床に使ったり、アカシカが子育てに使ったりして、生きものたちの不思議なつながりも見えてきました。
最近は新たにビーバーがやって来たそうで、せっせとダムをつくる姿が見られました。森の建築家と言われ、環境をつくり変える力があり、生きものが生きものを呼び込んでゆっくりと自然が豊かさを増していく様子が見られました。