​NHKドキュメント72時間「鹿児島 金の鉱山 この山に生きる」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
知られざる世界、金の鉱山にカメラが潜入!日本で唯一、今も年間3.5トンの金を産出する鹿児島・菱刈鉱山。ここで働くのは、10代の若者から60代のベテランまで190人。延べ100kmに及ぶ坑道の最前線で巨大な重機を操る人、鉱脈のありかを追跡する技術者、金を含む石を選別する女性たち。採掘現場で働く人々の誇りとは。3日間、耳を傾けた。

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鹿児島県伊佐市にある金の鉱山・菱刈鉱山で働く人々を見つめた回です。

日本では商業規模で金を採掘しているのはここだけで、本格的な採掘が始まって40年。かつての金の鉱山を抜いて、産出量は日本一だということです。

深さ250mもの地下で、ダンプで鉱石を運んだり、爆薬を仕掛ける穴をあけたり、金脈のありかを探査したり、ふだん見ることのない採掘の現場を映していました。

従業員は190人、うち8割は地元出身者で、19歳の新人から60歳のベテランまで幅広い方が働いていて、ここで働く理由や喜びなどを話してくれました。

40年以上現場の最前線に立ち続けてきたという、間もなく60歳の男性は、定年前に辞めることを考えているという話をされました。体力が落ちているのと、新しい機械がどんどん出てきてついていけず、限界を感じているということでしたが、最後は「山の男」で終わりたいと話されて、鉱山で働く誇りを感じました。
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