​NHKにっぽん百低山「不動岩・熊本」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
熊本県山鹿市にそびえる不動岩。その山の中腹に、前不動、中不動、後不動の三つの巨岩がそびえ、不思議な「首引き伝説」が残る。不動岩が兄弟の彦岳と首に縄をかけ力比べをしたところ、勝負に負けてその首が飛び、大地は血に染まったという。実際山に入ると、赤い土に覆われ、前不動の巨岩は胴体だけが残されたかのよう。さらに驚くべきことに、不動岩の大地はまるで伝説そのままに、年に1cmずつ動いているというのだ。

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熊本県山鹿市の不動岩(ふどうがん)に、吉田類さんと俳優・芋生遥さんが登った回です。

山の中腹に、「前不動」「中不動」「後不動」という3つの巨岩がそびえるのが特徴的な山で、高さ80mもの垂直な巨岩もあり、迫力がありました。

なぜこのような山になったのか?
ここ一帯には「別府・島原地溝帯」があり、九州が引っ張られるように拡大していて、現在も年に1センチずつ動いているということです。
ちょうど不動岩のあたりから引っ張られる地殻変動が起こり、崩れて、現在の巨岩がそびえる姿になったのではと考えられるそうです。

一方、「首引き伝説」という言い伝えがあり、兄弟である「不動岩」と「彦岳」が首に縄をかけて引っ張り合いをしたという伝説が残るそうです。

「別府・島原地溝帯」と「首引き伝説」。どちらも引っ張られることが関係していて、偶然の一致も面白い山でした。
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