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番組HPより)
こんなテレビ見たことない!高さ16m巨大地図や「さわれる」立体地図に大興奮!ビックリ地図で林先生が山手線の謎を解き明かす!山手線が丸じゃないってどういうこと?
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バーチャルの立体地図で探りながら「山手線」のいろいろな謎を解き明かした回です。
「山手線は丸いのではなく、なぜ縦長なのか?」「なぜ山手線という名前なのか?」などの疑問を、バーチャルの地図を使って解き明かして面白かったです。
なぜ縦長なのか?は、その成り立ちに関係していました。
明治5年、新橋~横浜間に日本最初の鉄道が開通。その11年後、上野と北関東を結ぶ鉄道が開通したということです。
当時、群馬・高崎では生糸の生産が盛んで、生糸を横浜から輸出するため、上記の2つの鉄道をつなぐルートが必要だったそうです。
しかし、上野と新橋の間は、銀座や日本橋などの人口密集地で線路を通すことが難しく、う回路として山手線の西側のルートをつくってつなげたそうです。
上野~新橋間はしばらくつながらないままで、環状化が課題だったところ、約100年前の1923年(大正12年)に関東大震災が起きて、多くの家屋が焼失したことをきっかけに、用地買収が一気に進んで鉄道用地を確保し、環状化を果たしたということです。
その成り立ちを探っていくと、日本や東京の発展の歴史と深い関わりがあり、日本を象徴する路線であることがよく分かりました。