​NHKネコメンタリー「標野凪と蒼」

- 映画・テレビ鑑賞
(番組HPより)
多くの人々に「癒し」を与えると評される小説を数多く発表している標野凪さん。その作風を支えているのは、「人ではない存在」の視点からの描写だ。他者の眼差しを通して想像力を解放、この世界の見え方が変わる時、私たちの心は少し自由になる。カフェや自宅での執筆の日々、人見知りで甘えん坊の愛猫・蒼との間に流れる穏やかな時間にカメラを向けた。標野さんが出かけると蒼が見せた意外な姿とは?エッセイの朗読はキムラ緑子。

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小説家・標野凪(しめのなぎ)さんと、猫の蒼(あお)との日々をつづった回です。

蒼は、白キジ柄の8歳のオス。
知らない人が来るとすぐに隠れる人見知りですが、隠れたすき間から観察を怠らない好奇心旺盛な猫でした。

生まれて間もなく保護され、その時から片時も離れることがない「オカピのぬいぐるみ」は、蒼にとって特別な存在のようでした。

朗読されたエッセイ「カイヌシの関守石」では、そんなオカピのぬいぐるみの視点で、標野さんと蒼の暮らしがつづられていて、こうした第三のまなざしの存在は標野さんの作品の特徴だそうです。

エッセイでは、標野さんが感情が浮き沈みしたり、くよくよしたりしても、いつもと変わらぬ蒼の存在が、寺や茶室の庭に置かれている「関守石(ここからは立ち入り禁止という印)」のように、穏やかな日常に戻ろうと気づかせてくれるとつづられて、素敵なお話でした。
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