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番組HPより)
大河ドラマ『べらぼう』がさらに楽しめる!蔦屋重三郎が発展させた「出版」、そして独特な姿がおなじみの「飛脚」。2つの「お仕事」の「知られざる技の秘密」を徹底調査!
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江戸の仕事人たちのうち、「出版」と「飛脚」を調査した回です。
出版では、江戸時代、「木版印刷」が発展し、マンガのように絵と文字のレイアウトを自由に表現できたことで、多様な書籍が生まれたということです。
その木版を彫る「彫師(ほりし)」という職人たちがいて、1ページにびっしりと描かれた細かい絵や文字を手で彫り、それを何ページもおこなって1冊分を仕上げていたということで、膨大な作業でした。
飛脚では、走って荷物を届けるイメージがありますが、実は、馬を使って輸送するのが中心だったそうです。基本的に馬で運びますが、期日に間に合わないとき、人を雇って「走り飛脚」が走って届けていたということです。
届けるのに何時間かかるかを記した「目安表」があり、それをもとに届けていたそうで、飛脚のプロ意識を感じました。
こうした無名のプロの仕事人たちが、江戸の社会や文化を支えていたことを知りました。