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番組HPより)
京都郊外に住む歌壇の重鎮・永田和宏さん。長年連れ添い同じく歌人でもあった、妻・河野裕子さんが亡くなってから十数年、一緒に暮らすのは、トムとネムの愛猫二匹だ。今も細胞生物学者としても国内外の学会などに参加し多忙な日々を送る永田さんだが、その合間にふと蘇る妻への想いとは?亡き妻と、猫と細胞学と…。日々湧き起こる様々な思い、心の襞を、歌に託す科学者の過ぎ行く日々を描く。短歌、エッセイの朗読は奥田瑛二。
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歌人・永田和宏さんと2匹の猫、トムとネムとの日々をつづった回です。
永田さんは、歌壇の重鎮であり、細胞生物学の研究者でもあり、忙しい日々を送る中、2匹の猫たちの世話もして一緒に暮らしていました。
2匹ともオスで、スコティッシュフォールドのトムは、何事にも動じないおっとりとした性格。弟分のブリティッシュショートヘアーのネムは、警戒心強めの甘えん坊だそうです。
朗読されたエッセイと短歌は、猫のいる暮らし、亡き妻への思いがつづられていました。
妻・河野裕子さんも歌人で、2010年に乳がんでこの世を去ったということです。
妻が亡くなって十年余り猫を飼うことはなかったそうですが、十数年ぶりに猫との生活が始まって、自分の邪魔をしてくれる存在に有難さを実感しているそうです。
そんな猫たちのことを詠んだ次の句が紹介されて、ユーモラスな一句でした。
「神が創りしもっとも罪なもの二つ 仕事の邪魔などされてよろこぶ」