​NHKブラタモリ「大山詣り山頂へ▼絶景・天空の神社へ!江戸のヒーローなぜ参拝?」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
旅の舞台は神奈川県伊勢原市にある大山。年間約100万人が訪れる人気の山で、山上の大山阿夫利神社は多くの参拝客で賑わう。今回は山を登り参拝へ。江戸っ子の間で大ブームとなった「大山詣り」の魅力に迫る!

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江戸時代にブームとなった「大山詣り」の魅力に迫った回の後編です。

前回、神奈川県伊勢原市の大山のふもとに到着。
今回は、ふもとから、ケーブルカーも利用しつつ、大山を登りました。

山の上には「大山阿夫利(あふり)神社」があり、「あふり」は「雨降り」に由来し、大山は「雨を降らせる山」として伝わるということでした。

なぜ大山は雨を降らせる山なのか?
それは大山が急峻な地形であることが関係していて、海からの暖かい空気が大山にぶつかって上昇し、冷やされて雨雲に変わることで雨が多いということです。
火事が多かった江戸の町を雨で守ってくれるというご利益もあって、多くの江戸っ子がお参りに来て、その中には火消しの人も多くいたそうです。

参拝では、「納め太刀」という木製の刀を奉納する慣習があったそうです。一般に長さは1メートルほどでしたが、神社には当時、実際に奉納された約6メートルもの納め太刀が残っていて、タモリさんも驚きで、江戸っ子の見栄っ張りを思わせる巨大な奉納品でした。

大山詣りの旅は、江戸っ子を楽しませる様々な魅力があって、多くの人が訪れたことがよく分かりました。
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