​NHKクローズアップ現代「小さな“孤独”が命を... 初の全国推計 孤独死・孤立死の実相」

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番組HPより)
今年4月、「孤立死」に関する国の初の推計結果が公表された。一人で亡くなり8日以上発見されなかった人は2万人以上。高齢者の割合が高い一方、20代30代にも広がっていることが明らかになった。浮かび上がるのは、誰にも本音を打ち明けられず深い孤独感にさらされ、食事や風呂など自らの養育を放棄する「セルフ・ネグレクト」状態に陥る姿。死にすらつながる若者の孤立・孤独を防ぐために社会はどうあるべきか考えていく。

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孤立死(孤独死)の実態に迫った回です。

孤立死の推計結果では、高齢者(特に70代)の割合が高いのですが、20代30代が年々増加しているということです。

1人で亡くなった若者の特徴が、ほとんどがゴミ屋敷になっているということです。

これは、「セルフ・ネグレクト」の状態に陥っていると考えられるそうです。セルフ・ネグレクトは、ゴミを捨てられない・食事をしない・入浴しないなど、自分の世話をしなくなる状況で、いろんな物で家の中がいっぱいになって生活環境が悪化していき、健康な体が段々むしばまれていくということです。

友達もいて、仕事もしていて、そのように孤立死している若者もいるということです。

そうした背景には、かつてあった社会との交流の「場」が喪失し、本音を言い出せない社会になってきていることがあるそうです。特に今の若者は、世間や周囲に遠慮・気がねしたり、否定されたり拒絶されるのを極端に恐れたりして、周りに相談できず、孤立してしまう場合があるということです。

そうした人たちは、助けてあげるとか相談にのってあげるとか“支援臭”を嫌うそうですが、気づいた周りの人たちが、少し反発されるかもしれないけれども、おせっかいしていくことも大事だということでした。
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