​NHK心おどる あの人の本棚「京極夏彦(小説家)」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
今回は小説家の京極夏彦さんの本棚を訪ねる。日本某所にある書斎。すべての壁がみっしり本が詰まった本棚。本棚が柱にもなっている。蔵書は絶対手放さないという京極さんは、増える一方の本をいかにして整理整頓しているのか?さらに本だけでなく、勝手に増えていくあるものが!

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小説家・京極夏彦さんが、自身の本棚を紹介した回です。

書斎の壁や柱の棚に本がみっしりと入っていて、蔵書は数万冊。
歴史ある図書館のような圧巻の書斎でした。

「一度買った本は手放さない」という信念を持たれていて、「増え続ける本を、狭い空間にどうやってきれいに並べたもんだろうかと考えながらの60年」で、「毎日が修行しているようなもんですよ」と話されていました。

それでも、増えすぎたから捨てるという選択肢は最初からなく、工夫しだいできちんと入れるように努力することを一つの指標としてやってきたそうです。

自分なりの分類で並べていて、一冊増えるごとに、本の並びは毎日変わるそうです。組み合わせは無限にあり、「分類して、組み合わせて、整理整頓する」。京極さんは、これを毎日のようにやっているということです。

最後に、やってはいけないこととして、2度と取れないようにぎちぎちに詰めること。「必ず余裕をもって、出し入れできるぐらいの余裕はもっていないといけない。これは必要な遊び。遊びは大事」。「整理整頓して隙間を作ることは、きちんと生活することで余裕を作っていくことと、ほぼイコールなんです」と話されていたのが印象的でした。
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