​NHKクローズアップ現代「家で介護が受けられない!? ~迫る“訪問介護 危機”~」

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番組HPより)
家で介護が受けられなくなるかもしれない!?いま訪問介護が危機的状況に。倒産などで訪問介護事業所が「ゼロ」「残り1」の自治体が全国で1/5に上ると判明。背景には人手不足やヘルパーの高齢化、去年行われた介護報酬引き下げの影響が。十分に介護を受けられず遠方に住む家族に頼らざるを得ない厳しい状況も。一方、事態打開のため外国人ヘルパー活用や事業者の広域連携など新たな動きも。家で老後を安心して過ごすには?

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訪問介護が受けられない現状の問題を探った回です。

国は「施設から在宅へ」の理念で施策を進めてきましたが、訪問介護事業所の倒産などにより、家での介護が受けられなくなってきているということです。

経営悪化の決定打となったのが、去年行われた「訪問介護の基本報酬」の約2%引き下げで、これが事業所の主な収入源になっていたため、安い・きついではますます人材が集まらず、人手不足に拍車をかけているということです。

こうした状況から、指定訪問介護事業所の数が「ゼロ」または「1つのみ」の自治体が、全国で1/5もあるということです。

打開策として、高知県では、行政が主導して広域で連携する取り組みを試みているそうです。

また、人手不足の問題では、外国人ヘルパーを活用するところもみられました。ただ、外国人材の受け入れには、コミュニケーションや日本文化の理解などいろいろと課題があり、抵抗がある事業所がまだ多い状況だということで、時間をかけて改善していく必要がある難しい問題だと感じました。
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