(
番組HPより)
今回は作家の金原ひとみさん。「蛇にピアス」で芥川賞をとるまでには、人生でどんな苦しみをかかえていたのか?
---
作家の金原ひとみさんが、自身の本棚を紹介した回です。
2004年、19歳のとき、デビュー作で芥川賞を受賞し、ほぼ毎年1冊のペースで小説を書いているそうです。
金原さんの少女時代は、小学4年から不登校になり、高校も中退。
翻訳家の父がアメリカに住んでいたとき、サンフランシスコに1年滞在。そのとき父がいろいろな作家の本を与えてくれて、小学6年で本に触れるようになったそうです。
読んだ小説では、自身の境遇に重ねて、「世間的なものから外れて生きていく人たち」を描いた作品に引かれたそうです。
寝室の本棚には、そんな自分が一番生きづらかった時期に出会えた本などが並んでいて、これらの本に救われ、作家の道を歩み続けられていました。