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番組HPより)
24時間あいていて入場は無料の小さな動物園が舞台。山形県にあるこの動物園は、年老いたシカやクジャクが人気で、70年以上にわたって親しまれてきた。動物の救護所を兼ねていて、ケガをして飛べなくなった鳥や交通事故にあったキツネなど、ケガや病気で保護されてきた動物たちもいる。毎日来て動物に話しかける人、傷つき保護された動物に自らを重ねる人など、いろんな人がここを訪れ、何かを思い、去っていく。
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山形県の河北町児童動物園を訪れる人々にお話をうかがった回です。
72年前にオープンした、サッカーコートの半分ほどの町運営の小さな動物園で、24時間あいていて無料だということです。
ゾウやライオンはいませんが、シカやクジャク、キツネ、サルなど30種類ほどがいて、その3分の1はケガや病気で保護された野生動物だそうです。
仕事の合間の休憩に立ち寄った人、学校帰りの小学生、毎日訪れる高齢女性など、さまざまな方が来て、ここを訪れる理由などを話してくれました。
工場勤務の40代の男性は、いろいろと悩みを抱えているそうですが、
ここに来て、「動物たちを眺めているとそんな難しいことも考えなくて済む」と話されていました。
ただありのままにそこにいる動物たちに、また頑張ろうという気持ちになる人もいて、人々の暮らしに寄り添うようにある小さな動物園でした。