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番組HPより)
世界最大シロナガスクジラをはじめ、数千頭のクジラが集結するインド洋スリランカの海。通常、クジラが集まる海は獲物のプランクトンが多く透明度が低いが、ここは澄み切っていて魚もプランクトンも見かけない。大集結のヒミツは、なんと世界の屋根ヒマラヤ山脈が深く関わっているという。いったいどういうことなのか?
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インド洋スリランカの海にクジラが大集結する謎に迫った回です。
クジラが集まるのはスリランカの海のごく限られたエリアで、3~4月に、20種類以上、数先頭のクジラが集結するということです。
海の水は透明度が高く、クジラの食べ物となるプランクトンや魚が見当たらないのですが、なぜこの海に集まるのか不思議でした。
クジラたちの行動を観察していると、海の深くへ潜り始める行動が見られ、水深100mには膨大な数のプランクトンが生息していて、このプランクトンを目当てに集まってきていることが分かってきました。
このプランクトンの大発生には、実はヒマラヤ山脈が関係しているということです。
解説があり少し難解でしたが、ヒマラヤから吹く強い季節風とスリランカの海底地形によって、大量のプランクトンが発生しているということでした。
クジラたちは、この時期、この海の深くにプランクトンが大発生することをちゃんと知っていて、ここに集まっていたことに感心しました。