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番組HPより)
落語家・立川志らくさんの家族は、とにかくみんな自分の好きな道をきわめてきた。祖父はかつては珍しかった大学出の鍼灸師。お灸の大家として、その名を残した。父はプロのクラシックギタリストにして多才な趣味人。けん玉やダーツでも入門書を書くほどの達人ぶり。母は長唄三味線の師匠だった。それぞれがバラバラの道を歩みながら、愛情だけはたっぷりあったと語る家族の中で、志らく少年が選んだのは、落語の道であった…
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落語家・立川志らくさんの家族の歴史をたどった回です。
父方の祖父は、鍼灸師で、「お灸の大家」と言われるその世界で有名な方で、お灸の治療を広めることに尽力したということです。
90歳の父はクラシックギタリスト、母は長唄三味線の師匠で、芸の道をきわめる両親のもと、志らくさんは育ったそうです。
特に父は、好きなことにとことん打ち込む性格で、ギター以外にも、けん玉やダーツ、ビリヤードなど多彩な趣味に本気で打ち込み、けん玉の入門書やダーツの本など自作するなど、非常に凝り性だそうです。
そんな父いわく、「自分で楽しいことをやるっていうことを積み重ねることで、ほかにも つながってくる」というふうに話されていました。
志らくさんの落語との出会いも父で、父が持っていた落語全集を聞くようになり、落語に夢中になっていったそうで、それぞれが自分の好きな道にこだわり、歩み続ける家族の物語でした。