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番組HPより)
松山市の南方に位置する標高1278mの皿ヶ嶺は松山市民が愛する「おらが山」。皿を伏せたような山容のこの山、人気の秘密は咲き誇る花だ。春から秋にかけ多様な花が咲き、春には「シコクカッコソウ」や「アワコバイモ」など四国固有種を見ることができる。なぜ皿ヶ嶺は花の山なのか?山頂部には「皿」のように平らな笹原の平原が広っている。実はこの平原がこの山に花を豊富に咲かせる謎のカギになっているというのだが…
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愛媛県松山市の皿ヶ嶺に、吉田類さんと俳優・村川絵梨さんが登った回です。
山の形が、お皿を伏せたように見えることから、この名が付いたということです。また、多様な花が咲き、「花の山」とも呼ばれるそうです。
なぜ花が豊かなのか?
それは山頂部のお皿に秘密があるということで、そこを目指しました。
登っていくと、タチツボスミレやアワコバイモ、ハルトラノオなど、可憐な花々を見られました。
そして、山頂部の「竜神平」と呼ばれる平らな部分に到達。
そこには、黄金色の笹原が広がっていました。
ここで専門家の方が登場して解説してくれました。
この平らな部分は湿原で、その下に硬い安山岩があって、お盆のように水を貯えてタンクのような役割をしているということです。硬い安山岩の割れ目からは少しずつ水がしみ出していて、こうして花を育むということでした。
ユニークな山容に多様な花が見られる、松山市民に愛される山でした。