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番組HPより)
戦国大名・朝倉義景。実は戦国当時、天下に近い3人に数えられるほど高く評価されていた。その秘密を求めて、一乗谷やゆかりの山城を徹底調査!知られざる義景の姿に迫る。
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越前の戦国大名・朝倉義景の実像に迫った回です。
その当時の書物で、義景は、織田信長、武田信玄と並んで、天下に近い3人に数えられるほど高い評価を得ていたということです。
朝倉氏の拠点だった福井県・一乗谷は、京への海運と陸運が交わる場所である越前の地の利をいかして日本海交易で栄え、井戸などのインフラが整備された最先端の都市だったそうです。
義景は、朝倉家の格を上げようとし、そのための戦略として、一乗谷へ将軍・足利義昭や都の貴族たちを迎えて、徹底したおもてなしをすることで評判を高めたということです。
そうして家格を上げて評判を高めますが、そこに最大の敵・織田信長が現れ、長きに渡る戦いの末、敗北して滅亡したということです。
信長に敗北した原因の一つが、義景が家臣との関係を見直したことにあると考えられるそうです。信長に対抗するため、それまで並列だった関係を、義景をトップとする階層的な組織体制に変えたことで、家臣の反発を招き、敗北につながったということです。
戦国時代、様々な先進的な変革をおこない、名声を高めた優れた武将だったことを知りました。