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番組HPより)
大都市・福岡の市街地を流れ、博多湾に注ぐ多々良川。全長は17.8キロで、川辺にはヨシ原や緑の茂みが続いている。初夏、河口近くの干潟はカニや魚など生きものたちで大賑わい。ヨシ原ではオオヨシキリやカモたちが、河原の茂みではササゴイが子育てに励む。やがて冬、絶滅危惧種のクロツラヘラサギが朝鮮半島などから飛来。干潟で魚やカニなどを捕らえながら、冬を越す。意外なほど多くの命が育まれる福岡市の水辺を訪ねる。
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福岡の市街地を流れる多々良川の自然を見つめた回です。
初夏、繁殖の季節を迎え、干潟ではヤマトオサガニのオスがメスに対してアピールしたり、川の真ん中の中州では、オオヨシキリがヨシ原に巣を作って子育ての準備をする様子が見られました。
冬になると、大陸から渡ってきてここで冬を越すキンクロハジロやオオヨシガモなど鳥たちが飛来し、絶滅危惧種のクロツラヘラサギも見られました。
クロツラヘラサギは、しゃもじのような平たいくちばしを使って、干潟に潜む魚やカニを探すことができ、ここは恰好の狩り場になっているということです。
また、川の中州で、毎年地元の人たちが草の一部を刈り取って、クロツラヘラサギが寝床に利用できるようにしていて、こうした努力の甲斐あって、生息数が増加しているそうです。
大都市を流れる川ですが、豊かな川の恵みを受け、多くの生きものたちが息づいていました。