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番組HPより)
かつて石炭の積み出し港だった室蘭港を望む、坂の上の古民家。石炭会社の役員用の社宅として建てられた。縦長の窓は、フランク・ロイド・ライトの弟子で北海道で活躍した田上義也の影響。その隣にはかわいい丸窓も。カフェを持つことが夢だった店主が、50年住んだ石炭会社社員の娘から買い取り、オープンした。
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古民家カフェ巡りをしている主人公が、北海道・室蘭にあるカフェを訪れた回です。
坂の上に立つそのカフェは、黒い板張りの外壁に縦長の窓が印象的な木造建築で、店内はストーブのある暖かい雰囲気でした。
店主の女性にお話をうかがうと、この建物は、昭和11年築の石炭会社の社宅だったそうです。
かつて室蘭は、道内で採掘された石炭の積み出し港として栄えたそうです。昭和51年、石油へのエネルギー転換で石炭の積み出しの役割を終えたということですが、建物は石炭時代の面影を残すものでした。
それから店主がこの建物を買い取って、夢だったカフェをオープン。
カフェとして新たなエネルギーが吹き込まれた古民家でした。