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番組HPより)
世界最速の鳥といえばハヤブサ。ところがそのハヤブサをもスピードで圧倒し撃退する鳥をダーウィン取材班は発見してしまった。その名はチゴハヤブサ。ハトほどの小さな体ながら猛スピードでツバメやトンボを一瞬で捕らえる超高速ハンターだ。驚異的な狩り技や波乱万丈の子育て、そして専門家も初めて見る謎の行動など、知られざる生態を一挙大公開!
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小型のハヤブサの仲間「チゴハヤブサ」の暮らしや子育てに密着した回です。
チゴハヤブサは、春に繁殖のために北海道と東北の一部の地域にやって来る渡り鳥で、猛スピードで飛んで狩りをする超高速のハンターだということです。
狩りは、そのスピードをいかして、飛んでいる小鳥や虫を追い越して先回りし、空中で一瞬で足でキャッチするというスゴ技でした。
子育てでは、杉の木のてっぺん近くの巣で3羽のヒナを育てる様子に密着。親鳥のオスが狩りをし、メスがヒナを守りながら世話をして、夫婦で懸命に育てる様子が見られました。
ヒナたちはすくすくと大きくなりましたが、ある日、思いがけない出来事があり、自然の厳しさを感じました。
うち1羽は、巣から落ちてしまいますが、幸い無事で、その杉の木が立つ屋敷の住人が保護して、木の少し高い場所にヒナを運んだところ、親鳥が再び子育てをするようになり、やがて巣立ちを迎えて感動的でした。