NHKガラパゴス 前編

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
捜査一課継続捜査班の刑事・田川信一(織田裕二)は、鑑識課の木幡(桜庭ななみ)に頼まれて身元不明の死者リストを調べていた。

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前編を視聴。
5年前、身元不明の男性が自殺に偽装されて殺害された事件を捜査する社会派の刑事ドラマです。

主人公は、地取り・鑑取りの鬼と呼ばれたベテラン刑事の男性で、洞察力は鋭いのですが、人間味があって親しみを感じる人物でした。鑑識課の女性刑事とともに地道に歩き回って調べて、じわじわと真相に迫っていく感じが面白かったです。

主人公らは、男性の遺体があった団地の部屋に、ある漢字と数字が書かれた紙切れを発見。このうち漢字の情報から、やがて男性の身元にたどり着きます。
一方、数字の情報は、何を示すものか一向に分からず、この数字が一つのカギとなるようでした。

終盤に、タイトルの「ガラパゴス」に関して触れる場面があり、ガラパゴスは、日本独自の携帯やハイブリッド車など、国際標準とは違う仕様で独自に進化した日本製品を表したものでした。
この日本独自の製品を生産し続けたことで、ある社会問題が生じたことが、今回の事件の背景にありそうで、後編で大きな話になってきそうです。
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