NHK植物に学ぶ生存戦略(9)

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
山田孝之による異色の植物番組、第9弾。植物の謎の生態を大胆な擬人化で描く。裏の顔を持つ植物、神出鬼没の植物、惑わせる植物。なぜ?日本植物学会・特別賞受賞。

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植物の生存戦略を、独特の擬人化で描いた番組の第9弾です。

今回は、「トマト」「ヒガンバナ」「ハクサンカメバヒキオコシ」の3つの植物について、独特な切り口とユーモラスな演出で解説があって面白かったです。

この中で、ヒガンバナは、「幽霊」に例えて解説がありました。

秋のお彼岸の頃に花を咲かせるヒガンバナは、別名、死人花、葬式花、地獄花、幽霊花とも呼ばれるそうです。

その咲き方は、発芽から開花までわずか1週間で、他の植物と比べると驚異的な速さだそうです。そして、花が枯れるのが早いのもヒガンバナの特徴で、わずか1週間ほどで消えてしまうそうです。パッと現れてすぐに消えてしまう、まさに幽霊のようだということでした。

植物たちが熾烈な生存競争を繰り広げる春には咲かず、他のライバルの植物が消えた秋にひっそりと花を咲かす、独自の生存戦略でした。
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