NHK歴史探偵「西郷隆盛 3つのミステリー」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
明治維新の英雄・西郷隆盛。希代のカリスマか、反逆の象徴か―なぜ西郷は今も人々を魅了し続けるのか?謎に包まれた生涯をひも解き、“西郷どん”の知られざる素顔に迫る。

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西郷隆盛の3つの謎を調査し、その実像に迫った回です。

3つの謎は、
①なぜ稀代のカリスマになったのか?
②なぜ自ら作った政府と戦ったのか?
③なぜ逆賊が再び人気者になったのか?

これらは西郷の若き日からの歩みを追っていくと見えてきました。

若き日の下級役人だった西郷は、思ったことを相手にぶつけてしまう性格で、周りから疎まれていたそうです。

そして、その言動が薩摩藩主・島津久光の逆鱗にふれ、沖永良部島へ島流しに。この時の経験が、西郷を大きく変えたということです。

島では、吹きさらしの狭い牢獄に入れられ、死を覚悟しますが、島の人が救いの手を差し伸べてくれたおかげで、約1年半の牢獄の日々を乗り切ることができたそうです。

この島民の無償の愛にふれ、「敬天愛人(天を敬うように人を愛す)」という思想が、西郷の根幹をなすようになったそうです。

それから薩摩藩に復帰した西郷は、周りから信頼されるようになり、明治維新の立役者として、カリスマとなっていったそうです。

しかし、西郷が鹿児島で設立した士族のための学校の生徒たちが、政府へ不満を募らせ、政府の火薬庫を襲撃してしまう事件を起こし、西南戦争が勃発。

この時、西郷は自分は関係ないと逃げることもできましたが、西郷にはそれができず、担ぎ上げられるかたちで共に戦い、敗北して散ったということです。

そんな反逆者が再び人気者になったのは、明治31年に建てられた上野公園の西郷像にあるということです。

陸軍大将なのに軍服でなく、平服で犬を連れている像の姿が、庶民的で飾り気のない西郷のイメージを確立し、親しみにつながっていったということでした。
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